【産業機械製造工場】人間関係に悩み体調を崩す日々、そんな私を支えてくれた課長と後輩に今も恩を忘れない話

【産業機械製造工場】人間関係に悩み体調を崩す日々、そんな私を支えてくれた課長と後輩に今も恩を忘れない話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
20歳

【当時の職業】
産業機械製造メーカーの配線業務

【当時の住まい】
実家の一軒家で家族と同居

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
地元にある高卒採用がある優良企業と定番の工場だったので選びました。
結婚したら仕事辞めたい考えだったので少しでも給料がいいところで働こうと思って就職しました。

【環境と仕事内容】
工場自体は新しく建て直したばかりで綺麗で設備はよかったのですが、とにかく重い物や大きいものが多い工場で、切り傷、擦り傷、打撲、乾燥、爪が折れるなど痛いことが多かったです。
主に機械の配線作業と通電チェックをしていて、3年目になったころから工程のリーダーで社員3人派遣4人の管理業務もしていました。
日勤の会社だったのですが、繁忙期の休日出勤と残業は凄まじかったです。

【大変だった時期】
高卒で18歳から働き始めて繁忙期は毎日のように残業で慣れるまで本当に大変でした。




【大変だったこと】
重い物を持ったりするので腰や腕が痛くなったり、机でずっと同じ作業をすることもあったので肩こりがひどく、立ちっぱなしの作業なので姿勢が悪くなって生理痛が本当にひどくなりました。
派遣さんが多い職場だったので人の入れ替わりが激しく、来る人も色んな人がいて選べるわけではないので何回教えても教えても作業が安定せずずっと人に教えている状態でもありました。
いつまでたっても安定しない作業者で心穏やかではいれませんでした。
いい感じに成長しても繁忙期の忙しさに耐えられず辞めていく人も多かったので繁忙期の仕事量は地獄のようでした。
なのに残業代がそんなに良い会社ではなかったので、どんなに働いても大卒の定時退社組の給料に追いつくことはなく悲しかったです。

【大変だった期間】
7年間会社を辞めるまで




【当時の心境】
毎日行くのが憂鬱でしたが、いかないと仕事は溜まってラインが止まってしまって人間関係まで悪くなる感じだったので、仕方なく行っている状態でした。
ストレスが溜まりすぎたときは会社に入った瞬間から頭痛がひどくて倒れたことがあります。
でも、会社の敷地から出たとたん治って・・・本当に会社に拒否反応を体が出していたんだなと思います。

【職場が大変だった原因】
受注生産だったので仕事量の波があるのは会社の体制的に仕方がないのかなと思います。
在庫を持たない会社だからこその潤いだということもわかっていたので・・・




【仕事で良かったこと】
人間関係は本当に良かったと思っていて、特に後輩には恵まれていたなと思います。
自分がリーダー職をしていたころ忙しい中での喜びは、後輩が仕事ができるようになって自分の仕事量が少しずつ減っていったことです。
特に後輩にリーダー交代できた時、私が6年目の頃が一番仕事しててよかった。
ちゃんと育てられて良かったなとやりがいを感じた瞬間でした。




【特にひどかった最悪の出来事】
私が1年目の冬、とても忙しく毎日11時まで残業、毎週休日出勤の日々でした。
そうなってくると職場の雰囲気は最悪で、みんな寝不足だし、部品の納品状況が悪かったりするとストレスも溜まって人に当たる人やけんか腰になる人が増えます。
そのころの私の先輩は普段とても頼りがいのある優しい女性の先輩だったのですが、周りの男性の先輩たちとは意見が衝突することが多く女性ならではの悩みも持っていて毎日カリカリしていました。
それに触発されて周りもどんどん険悪になって、ある時その先輩と男性社員が大声の怒鳴りあいになったんです。
私が作業しているすぐ横で喧嘩が始まってすごく怖かった。
一番怖かったのは相手の男性社員が作業用の台車を蹴飛ばした時でした。
普段はそんな感じではない人だったので先輩との喧嘩でそんな風になるとは思わず、周りで見ていてほんとに怖かったです。
忙しさはどんなに優しい人でも凶暴にする・・・と学んだ日でした。




【相談した人・助けてくれた人】
その頃の課長がとてもいい方でなんでも良く話を聞いてくださる方でした。
拒否反応がでた時もずっと話を聞いてくださって、大事にはせず対処してくださりました。
あの課長でなかったらもっと早くに仕事を辞めていただろうなと思っています。

【改善のための行動】
先輩たちが毎日喧嘩していた時、耐えられず課長に相談していました。
人間関係が最悪な中、仕事に集中なんてできなかったし、先輩からの愚痴を聞いている自分もしんどかったからです。
すると、課長は次の人事異動で先輩を他の穏やかなところに移してくれました。
自分がリーダーになることにはなったんですけど、先輩との関係を壊すことなく自分のスキルも上げられて本当に良かったなと思いました。
私は人づきあいが得意な方だったのでその後のライン作業はなんとか平和に作業できるようになりました。




【現在の状況と心境の変化】
それから5年たって今年仕事を辞めたのですが、心おきなくやめられたのも自分の経験を後輩に伝えて、それを踏まえたうえで後輩がしっかり成長してくれたからです。
ちゃんと後輩を育てられた自分に満足もしたし、忙しい中を切り抜けてきた自分に自信も持ちました。
結婚して3年で会社を辞めたのですが、辞めてからの生活も仕事で学んだことを活かすことがたくさんできて工場で働いてよかったなと思っています。

【学んだこと】
人は睡眠をしっかりとって疲れを取らないと、どんなに優しくて心の広い人でも怒鳴ったり物を投げたり、狂気的になるということが分かりました。



【当時の自分へのアドバイス】
周りのことを観察するのも大切だし、気を使うことや話を聞いてあげることも大切だけど、取り込んだ負の感情を自分もどこかに発散しないと体調を壊すので、自分の心にも優しくしてあげてください。
早く寝るのも大事だけど時にはゆっくりお風呂に使って疲れを落としてしっかり食べてから寝てください。
当たり前の人間の生活をすることが心身を健康に保つ秘訣です。