【車用不織布の製造】昭和の職場で働きながら精神をすり減らしながらも何とか働き続けた話。

【車用不織布の製造】昭和の職場で働きながら精神をすり減らしながらも何とか働き続けた話。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
車用不織布の製造

【当時の住まい】
アパートで一人暮らししてました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
大学卒業して、研究職としての採用だったのですが
最初のうちは色々な部署をまわり研修しておりました。
その一端で、自分が研究する製品のラインに立つことになりました。

【環境と仕事内容】
製造ラインに製品を流し込んでそれを機械で処理させ、大型のロールで巻き取るというのが大まかな仕事内容でした。
一班5人体制で2台の機械を見ておりました。
基本的に三交代の職場で、朝番2日、中番2日、遅番2日の6勤2休の現場でした。
給与としては額面で25万円ほどでした。
自分は一番下っ端で何でもやることになっていました。

【大変だった時期】
最初からつらい現場でした。




【大変だったこと】
まず第一に大変だったのは、職場の空気です。
硫酸や硝酸などを薬品として大量に扱っている現場だったので
どこにいても強い酸の匂いが鼻を刺激し防毒マスクなしには長時間の作業が大変な現場でした。
かといってマスクをつけるとそれはそれで息苦しくてどちらにせよ大変な現場でした。
第二に人間関係がひどかったです。
いわゆる昭和の職場のような感じで言うことを聞かない頑固おやじたちが多いという
イメージでした。
しかも事あるごとに責任を下っ端に押し付けてくるような人たちばかりで年功序列が
抜けきれない感じが見受けられました。
私の体験ではないのですが、実際に殴り合いの喧嘩にまで発展した同僚もいたので
相当にひどい環境だったのだなと思いました。

【大変だった期間】
入社してから1年ほど




【当時の心境】
現場には誰も味方がいなかったので、つらい毎日だったのですが
幸いなことに同期に恵まれており、何かあるたびに一緒に酒を飲んで
忘れるようにしていました。
将来的にはキャリアを積めると信じて頑張っていきました。

【職場が大変だった原因】
会社の体質が多いと思いますが、業務上仕方なかったところもあるかと思います。
古臭い人間が多いので、もう少したてば改善されるのではないかと思います。




【仕事で良かったこと】
実際にきつい職場ではあったのですが、その分給料はしっかりと出る会社で
三交代の夜勤務が多く、残業が多かった月には大量の残業代が出たのでそれはやりがいの一つになりました。
また、珍しく上長から褒められたときは嬉しかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
一番ひどいと思うエピソードは、職場内で殴り合いの喧嘩に発展してしまった事件です。
もともと気質の荒い先輩aと私より少し先輩の社員bがいたのですが、犬猿の仲の方々で正直いつ
爆発して喧嘩になっておかしくないというくらいに空気が悪かったです。
別々の班なので、そこまで
絡む機会がなかったのですが、その日は運が悪くA班のメンバーが体調不良でその二人が同じ班として
働くことになってしまいました。
最初から喧嘩腰で始まり終業時間終了間際に、事件は起きました。
aがボソッと呟いた文句に対して、bが過剰に反応しいきなり殴りかかりました。
同僚含め必死に止めたのですが、お互いにそこそこの重症になり
何故か知らないですがその責任が私に転嫁され最悪な体験でした。




【相談した人・助けてくれた人】
同期にはいろいろと話すことが出来たので少しは気がまぎれました。
もう少し耐えたらあいつらをこき使ってやれる立場になるんだから、今は少し我慢して
その時を待った方がいいよという言葉に救われました。
同期の存在が多きかったです。

【改善のための行動】
下手に逆らわないようにしたことがうまくいきました。
自分の考えと違っても上司の意見に対立することが
一番彼らの気分を逆なですることだと分かったので、何事も穏便にいくように自分の感情をできるだけ抑えるようにしていました。




【現在の状況と心境の変化】
それから4年ほどが経ったのですが、当初予定していた研究開発の仕事についているので、
今は気分的に大分楽になりました。
もちろん大変なこともありますが、怒られる理由も正当な理由ばかりで自分が悪くて怒られているので
何も苦ではありません。
自分のやりたいことを仕事にできている状態なのであの辛い時期を頑張ってよかったなと思います。

【学んだこと】
自分の意見を持つことも大事ですが、時には自分を殺して
周りに合わせて生活するということも社会人には大切だと学びました。



【当時の自分へのアドバイス】
一瞬辛くても絶対にすぐに諦めてはいけないということを言いたいです。
一時の感情ですぐに辞めてしまったら絶対に公開すると思うし、その後の
就職にも影響が出ると思うので、体調を壊すまで働けとは言いませんが、
自分の中で我慢できているうちは少なくとも働き続けることが、いいと思います。
逃げ癖が付くことが何より怖いことだと伝えたいです。